3.晩酌ベストテン 鉾杉 蔵元:河武醸造(三重県多気郡多気町)
2016.02.06
節分が過ぎ立春を迎え、暦の上では「春」となりましたが、今が一番寒い時期。
今日の津は、一日中うす曇りで寒い一日でした。
しかし、確実に夕暮れは遅くなってきましたね。
もうちょっとの辛抱でしょうか。
(*^_^*)


さて、初回に続いて地元の日本酒、鉾杉を紹介しましょう。




伊勢自動車道、勢和多気インターから10分ぐらいでしょうか。
蔵元の名前は河武(かわぶ)醸造と言います。
創業は安政四年(西暦1858年)とか。

醤油は、最近テレビでも全国的に有名になった高校レストラン『まごの店』を運営する、
県立相可高校の調理科で使われているんですよ。
(^_^)/


サイトを拝見しましょう。







●「お酒を造っている所」
鉾杉蔵元は、伊勢南部の地、櫛田川と宮川に挟まれた紀州街道に沿った山里にあります。
その昔に、弘法大師が掘ったと伝えられる「二つ井」と名付けられた湧水があり、
美味しい伏流水を汲み上げて、丹念にお酒を造っております。

●「お酒の名前の由来」
酒造りを始めてから色々な銘柄が有りましたが、伊勢神宮神域に聳え立つ杉の神木が鉾の様な形で、
別名鉾杉とも称され、また、酒造りは杉を使った道具、桶等非常に縁の深い事から、
昭和の初めより酒銘として現在に至っております。

●「お酒造りの心掛け」
美味しいお酒は、良い米、良い水そして蔵の姿勢によって生まれます。
山田錦を初めとして酒造好適米を高度に精白、加えて南部杜氏、蔵元と蔵人が一体と成り、
手造りの良さに拘って波紋を描く様、輪になって皆々和やかに楽しい場を作るお酒を目指し、
伝統の「味の文化」を伝えて行きたいと思っております。

●「会社の名前の由来」
河合の河と、蔵主襲名『武八ぶはち』の武を合わせて『河武』。
酒以外、味噌、醤油を造っているので酒造ではなく『醸造』。
共に合わせて、『河武醸造㈱』となりました。



一升瓶の裏に貼付されてるラベルから。

神々の国、伊勢の南部を流れる櫛田・宮川の清水。厳選された酒米。
そして、江戸末期より受け継がれたこよなく酒を愛し続ける心意気。
人と自然により『鉾杉』が醸し出されます。
本品は厳選された酒米を65%まで精白し、糖類・科学調味料・防腐剤等の添加物は一切加えておりません。
時間をかけて穏やかに低温発酵させているので味に広がりがございます。
手作りの為、限られた量しか生産する事が出来ません。本物のよい日本酒に巡り合って頂きたい。
それが蔵主からの願いです。
仕込水には、大台山系の伏流水、三重県尾鷲海洋深層水を使用。




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

では、吾輩の独断と偏見に満ちた印象を。

すっきりとしたチョイ甘口。
初回に紹介した初日より、良く飲んでいます。
常温か、ぬる燗がお勧めでしょうか。

鉾杉の満足度は・・・・・・・・・90

お伊勢さんにお越しの際には、買ってみるのも良いと思いますよ!
(^_^)v






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